ここにビジネスで必要とされるスキルを図で示してみました。
弊社ではこれをスキルセットと呼んでいます。
ビジネスで必要とされるスキルは、
コアスキル(中核スキル:業種や職種が違っても共通に必要なスキル)と
スペシャルスキル(専門スキル:業種や職種で異なるスキル)に分けることができます。
コアスキルというのは、基礎学力であったり社会常識(業界内や職種毎にある常識を含む)、
モラルやマナー及びコミュニケーション力など社会人としてベースになるスキルです。
スペシャルスキルというのは、資格や経験などそのお仕事を通じて形成される(積み上げられる)スキルで、商品知識やセールステクニックといったその職務の遂行に必要なスキルとなります。
たとえば経理事務職の場合、コアスキルの上に簿記の知識が積みあがっていく形となり、その上に、税務会計(税金等の知識)や金融機関とのやり取りといったスキルを積み上げていくことで、財務担当者としてのスキル形成が行われます。日本の雇用は長らく「終身雇用」「年功序列」といった雇用形態で、個人のキャリア形成をサポートしてきていたのです。
「終身雇用」「年功序列」といった今までの雇用形態が崩壊を迎えた今、スペシャルスキルの積み上げ(キャリア形成)を個人主導で行わなければなりません。
自由に使える「時間の30%」「収入の10%」は、自分へ投資する時代といえるでしょう。